花回廊だより-web版-

花図鑑(11月6日更新)

キャリアンドラ・ホワイトパウダーパフ
~白いフワフワ~

冬になるとフラワードームのスロープ沿いやエレベーター横で赤い雄蕊がびっしりと生えたフワフワのキャリアンドラが開花します。別名「レッドパウダーパフ」と呼ばれていて、その名のとおり化粧に使うパフのよう。このキャリアンドラ、実は白花があるのをご存じですか?こちらは「ホワイトパウダーパフ」と呼ばれています。白い方がよりフワフワに見えますね。フラワードームに鉢植えで展示してあります。白と赤どちらもお楽しみください。


クレロデンドルム・クアドリロクラレ
~まるで花火~

この植物の花はピンクの長い筒状の先が5つに割れて白い花びら花が現れます。その花たちが放射状に広がって咲くのでまるで花火のよう。大きな鉢に植えられていて、たくさんの花を咲かせるので、花火が次々に打ち上げっているようにも見えます。屋外の花の彩が寂しくなる冬に、この花が満開になっているのを見ると嬉しくなりますね。フラワードームの西入口から入ってすぐの場所に鉢植えで展示してあります。冬の花火をお楽しみください。

 

2026年早春のみどころ(11月6日更新)

クリスマスローズ展

日程:2月7日(土)〜2月15日(日)
場所:フラワードーム

「冬の貴婦人」とも言われるクリスマスローズ。花の少ない冬の園内を彩ってくれます。クリスマスローズ展では原種を含む約200鉢がお出迎え。色も咲き方も様々ですので、ひとつひとつ顔を見ながらお気に入りを探してみてください。また、2月下旬〜3月上旬ごろからはピクニックコーナー前や紅葉の庭で、地植えのクリスマスローズが開花しますので展示が終わった後も引き続きお楽しみください。

イベント案内

横山直樹氏講演会

横山直樹講演会

日程:2月7日(土)
時間…13時00分〜(開場12時30分)
場所…北館シアター
料金…千円(苗のプレゼント付き)
定員…70名(予約制先着順)

申込開始:1月7日(土)9時00分〜
(申し込みフォームで受付電話予約不可)


パンジー・ビオラ展

日程:2月21日(土)〜3月22日(日)
場所:クリスタルロード

パンジーやビオラには驚くほど様々な種類があります。爪の先ほどの小さなものや、ウサギ型、フリル咲き、ビビットカラーからグラデーション等、色も形も個性豊かです。そんなパンジー・ビオラがクリスタルロードに大集合!種苗メーカーと個人育種家作出のパンジー・ビオラ合わせて約400品種・系統がずらりと並びます。花のネーミングも注目ポイント。「なるほど!」と言いたくなる花姿に合ったものや、くすりと笑えるユニークなもの等、個性に溢れています。ぜひ何度も歩いて、たくさんの発見をしてみてください。

イベント案内

ビオラの寄せ植え

ビオラの寄せ植え

開催日…2月28日(土)、3月1日(日)
時間…各日10時30分〜
料金…2000円

管理も簡単で長く楽しめます。
※写真は過去のものです。

 


ビオラのブレスレッド

ビオラのブレスレット作り

開催日…3月14日(土)
時間…10時30分〜
料金…100円

お好きなビオラを使って生花ブレスレッドを作ります。

 

2025年冬のみどころ(11月6日更新)

鳥取県産切り花 ストック展

日程:11月14日(金)〜11月16日(日)
場所:森のランウェイ

今年も森のランウェイに切り花アレンジが登場。杉林の中で大山をバックに鳥取県産のストックを使ったアレンジたちが彩ります。静かな木の緑と色鮮やかなストックの競演は必見です!花工房あげたけさん作成の写真撮影
グッズも登場しますので、アレンジと一緒に素敵な記念撮影をどうぞ♪
企画:花工房あげたけ

おしえて!たかみ~ん(11月6日更新)

園芸部技術アドバイザーの“たかみん”こと鷹見参事が
知られざる花回廊の植物について気ままに紹介します。

早春の花・フクジュソウの生存戦略

フクジュソウの花

短い秋が終わり冬になると、春が待ち遠しくなってきます。今回は早春に咲く代表的な植物、フクジュソウを取り上げます。
フクジュソウはキンポウゲ科の多年草で、北海道から九州の樹林下に自生し、4種の自生種が知られています。ただ、園芸店で「福寿草」として売られているものは、品種改良された園芸種がほとんどです。
フクジュソウは、季節的に光環境が大きく変化する落葉樹林下に適応した典型的なスプリング・エフェメラルで、林床の明るい雪解け直後から林冠が葉に閉ざされる初夏までの短期間に1年間の生活を終えます。開花期の早春は気温が低いため、訪花昆虫の活動は鈍く、昆虫を呼び寄せるのには不利な環境です。しかもフクジュソウは、訪花昆虫に対する報酬である蜜を持っていません。一体どのようにして昆虫を集めているのでしょうか?
フクジュソウは地上部全体が、ヒマワリのように太陽の動きに合わせて回転する性質(向日性)をもっています。花はパラボラアンテナのような形をしており、向きを変えて太陽光を真正面から浴び、効率的に熱を集めています。このことで花の内部の温度を外気温より6℃近くも高めることを可能にしています。花粉の運び屋である昆虫(ハエやアブなどの仲間)にとっては、フクジュソウの花は体温を高めたり交配相手を探したりする重要な生活の場となっているのです。蜜の代わりに熱を報酬として昆虫を集め、受粉を行っているのです。また、花の温度が高いことは、スムーズな受粉に有効で、結実率を高めることにもつながっています。早春の光を周到な戦略で利用することで生き残りを図っているのです。

【園芸部 参事 鷹見敏彦】

 

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